Kenichi Maehashi's Blog

脳内コアダンプ

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Category: Xojo
Xojo 2014 Release 2 が公開されました。Web 版の機能拡張が中心ですが、Mac アプリのビルド時に Info.plist ファイルにキーを追加できるようになるなど、Desktop 向けの地味に嬉しい改善も入っています。

また、今回のリリースからライセンス体系が拡張され、$99 と安価なシングルデスクトップライセンス (Mac, Windows, Linux のいずれかの OS 向けのアプリのみビルドできる)、$1,999 のエンタープライズライセンス (Xojo Pro ライセンスに 8 時間のカスタマイズ可能なオンライントレーニング(日本語または英語)が付属) が追加されています。安価なライセンスが増えたことは純粋に歓迎。ユーザ層の広がりに繋がると良いなと思います。なお、同時に円決済からドル決済に変更されたので、円高のタイミングを狙ってライセンスを購入/更新するとヨサゲです。 :)
Category: Apple
AppleScript エディタは、実は AEDesc 表示に対応していたと知って感動。「返された値」ビューのイベント上でマウスホバーしてしばらく待つだけ。utxt は文字化けしてしまう様子で残念。
Category: Linux
KVM でディスクイメージの形式として QCOW2 を利用するとディスク容量が節約できたりスナップショットを取ったりできるので便利ですが、使い込んでゆくとパフォーマンスが気になってきます。QCOW2 はデフォルトではディスク領域を事前に割り当てない (アプリケーションレイヤで sparse file 相当の処理を実装している) ため、ディスク領域を事前に割り当てた raw 形式等と比較してディスクアクセス (特に利用領域の増加時) のコストが大きくなります。したがって、VM のワークロードによってはこれがボトルネックとなる可能性があります。

QCOW2 の領域の事前割り当てモード (preallocation mode) の設定を変更することで、このようなコストを抑えることが可能です。領域の事前割り当てモードは、ディスクイメージごとに作成時に決定されます。ディスクイメージの作成後に事前割り当てモードを変更するには、以下のように qemu-img convert コマンドを使用して変換を行います (オンラインで変更することはできません)。
qemu-img convert -p -f qcow2 -O qcow2 -o preallocation=metadata mydisk.qcow2.img new-mydisk.qcow2.img
preallocation mode には off, metadata, full の 3 種類が指定可能です。off では事前割り当てを行いません (デフォルト)。metadata では領域の管理情報のみを事前に割り当てます。full では管理情報に加えて実際のデータ領域も事前に割り当てます。

ちなみに、単に convert を行うだけでも“デフラグ”相当の効果が得られ、パフォーマンスが向上します。iostat 等で確認しても IO がボトルネックになっていないのに性能が出ないケースでは試す価値あり、です。
Category: Computer
2014/06/08(日) に MatchUpgrade 1.1.1 をリリースしました。
エラー処理のごくマイナーな改善と、英語ドキュメントの追加です。
既存のユーザの方にはほぼ影響皆無なのでアナウンスは全くしなかったのですが、Mac ニュース系サイトで拾っていただいたようでありがとうございます。

せっかく英語版のページを作ったので CNET Download.comSoftpedia に掲載してみました。海外からは今のところ、ほぼ反応ナシ...。
Category: Other
首都圏外郭放水路は埼玉県東部にある世界最大規模の人工地下河川で、中川・倉松川などの水位が上昇した際に水を江戸川へバイパスすることで洪水を防ぐ働きをしています。Web または電話で申し込めば誰でも見学できます(ただし、1 ヶ月先まで予約いっぱいです)。

見学できるのは、放水路の江戸川寄りの最終端にある「調圧水槽」という設備。
幅 78m / 奥行き 177m / 高さ 18m の空間に 500 トンの柱が 59 本も立ち並ぶ地下の巨大空間は、通称「地下神殿」とも呼ばれ、ドラマや特撮のロケなどでも頻繁に使用されています。


写真だと伝わりにくいですが、柱の足の部分(台形になっている部分)がおよそ人間の身長くらいの高さです。
底に降り立ってみると、とにかくヒンヤリ。外と気温が 10 度くらい違いました。湿度も高いため霧がかかっており、奥まで見通せません。ちょっと幻想的な雰囲気も感じます。

第一立坑(他の川の水が上がってくる縦のトンネル)と調圧水槽を繋ぐ部分がこちら。


立坑と調整水槽の繋ぎ目に黒い淵があるのがお分かりになるでしょうか。
「これ、もしかして閉まったりするんですか +(0゚・∀・) +」と(ワクワクしながら)伺ったところ「耐震用のパッキンのようなものです」とのこと。ちょっと残念… ですが「東日本大震災でもビクともしなかった」とのことで安心です。ちなみに上の方が明るく見えるのは、第一立坑の上部がガラス張りになっているため。

調圧水槽の上は綺麗な芝のサッカーグラウンドになっていました。


参加してみると、思ったよりも女性の見学者が多かった(男女半々くらい?)ので驚きました。また、アクセスがとにかく悪いので、参加の際はコミュニティバスの時刻表を正確に把握しておきましょう。さもなくば駅から 40 分歩き or タクシーを呼ぶことになります...。

ちなみに、結構前に デイリーポータルZ でも紹介されていました。こちらは高画質な写真がたくさんあるので、興味のある方はぜひ!