Kenichi Maehashi's Blog

脳内コアダンプ

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Category: Computer
メンテナンスリリースです。ダウンロードはこちらから。主なハイライトは以下の通りです。変更点について詳しくは更新履歴をご覧ください (Mac / Windows)。

macOS Mojave の対応について: オートメーション (AppleEvent) 権限機構周りの対応を行いました。Mojave で Lyrics Master の iTunes 連携機能を使用すると、許可を求めるダイアログが表示されると思いますので "OK" をクリックしてください。詳しくはマニュアルをご覧ください。Dark Mode 対応は、次回に持ち越しです (すみません)。

macOS 版の iTunes Scripts について: iTunes Scripts から Lyrics Master の操作が行えない問題を解消しました。また、v2.5.1 に同梱されていた iTunes Scripts インストーラにはそもそも起動できないという問題がありました (陳謝) が、これはインストーラの機能を Lyrics Master 側に吸収したことで解消しました。今後は Lyrics Master の iTunes メニューから iTunes Scripts のインストール/アンインストールを行う形になります。

(技術的な補足: iTunes Scripts が動かない問題は、前回のリリース (Cocoa 化) に伴ってクリエータコード (LMX!) が消滅したにも関わらず、AppleScript 内からクリエータコードを使用したままになっていたことが原因でした。また、iTunes Scripts インストーラが動かない問題は、「濁点/半濁点など Unicode normalization の影響を受ける名前のファイルを、コード署名後に HFS+ ファイルシステム (リリース用のディスクイメージ) 上にコピーすると、(正規化が違うので)ファイル名が変わったと見做されてコード署名のバリデーションに失敗する」という地獄のような問題が原因でした。今回のリリースでも数時間を溶かしました...。)

外部ソフトウェア連携について: Windows 版の外部ソフトウェア連携機能 (iTunes や foobar2000 から Lyrics Master の検索機能を実行することなどができます) で、曲名に日本語を含む場合に適切に動作しないことがある問題を修正しました。(最近は殆ど使われていない機能だと思っていたのですが、意外と多くのユーザからリポートがあって内心驚きました。)これはフレームワークのバグが原因でした。
Category: Xojo
Xojo Instruments v0.2.1 をリリースしました。内容はリリースノートをご覧ください。

WebKit Renderer が有効になっていたため Windows 版でフットプリントが大きくなってしまっていた問題を解消したほか、UI の改善を行いました。また、Web/Console/iOS 対応を見据えてディレクトリ構成の見直しを行いました。Web に関してはとりあえずワンパスは動きそうな雰囲気なのですが、異様に重たい... (誰か手伝ってくださる方募集中)。
Category: Computer
ブログを書くのが遅くなりましたが、先週末にリリースしていました。ダウンロードはこちらから。変更点について詳しくは更新履歴をご覧ください (Mac / Windows)。
今回のメジャーアップデートにあたって、プライベートアルファテストで 31 名、パブリックベータテストで 93 名 の方にご協力いただきました (後者はダウンロード数ベース)。フィードバックをくださった皆様、ありがとうございました。
なお、今回のリリースからサポート OS が OS X Yosemite 10.10.5 以降 / Windows 7 SP1 以降に変更になりましたのでご了承ください。

何周遅れなのかという感じですが、今回のリリースでようやく Cocoa / Retina / 64-bit 対応ができました。また、あわせて Windows でも Hi-DPI に対応しました。最近 Windows 10 マシンを新しく入手したのですが高解像度なマシンだとデフォルトで Hi-DPI になっているのですね。旧バージョンの LM を動かした時、あまりのレンダリングの汚さに愕然としました...。
これらは当初 LM 3.x で対応しようと思っていたタスクだったのですが、macOS Mojave で 32-bit アプリのサポートが drop (一応起動はするが API のバグフィックスはされなくなる) ということで急遽対応を進めました。(ちなみに、LM 3.x はそれなりに動くところまでは来ているものの、時間不足とモチベーション低下(!)のためにあまり進捗が出ていません。ゼロベースで書き直したものとしてリリースするつもりでしたが、予定されていた新機能を徐々に LM 2.x 系に混ぜ込んでリリースしていった方が良いかもしれない。)

今回のアップデートでは機能性は殆ど変わっていないのですが、内部的には開発環境の移行 (2011 Release 4.3 から 2018 Release 1 ヘ)、macoslib との決別、Carbon 依存コードの Cocoa 向けの書き直し、Retina / Hi-DPI 対応のために複数解像度の画像アセットへ差し替え、などなど結構大きな変更が入っています。早速いくつかバグリポートもいただいている (外部ソフトウェア連携、iTunes Script 周りなど) ので、可能であれば 8 月中にもう一度リリースしたいところです。

Mojave 対応については、Developer Beta を検証用マシンに導入して色々触り始めている段階です。基本的には問題なさそうですが、Dark Mode 対応に開発環境のアップデートが必要なほか、AppleEvent の送信に権限モデルが導入されるなど、対応のためにもう一波ありそうです。
Category: Xojo
今年の 1 月に公開した Xojo Instruments の v0.2.0 をリリースしました。
内容は以下の通りです。
  • Xojo 2018 Release 1 サポート
  • パフォーマンスの向上
  • Xojo Instruments の GUI 要素をスナップショットから除外するよう改善
  • "Track Backreference" ボタンを追加
  • dot コマンドのパスを自動的に検出するよう改善
  • GC 済みのオブジェクトを参照グラフで選択すると NilObjectException が発生する問題を修正
  • コードプロファイルを有効にして実行すると NilObjectException が発生する問題を修正
特にパフォーマンスの向上が目玉です。手元のプロジェクトでは 30 秒ほど掛かっていたスナップショットの採取が 8 秒程度まで短縮されました。中規模のプロジェクトでも使いやすくなったと思います。