Kenichi Maehashi's Blog

脳内コアダンプ

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Category: Computer
【更新 (2017/12/10)】
正式版のリリースに伴いベータ版の配布は終了いたしました。
ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!


【更新 (2017/11/24)】
各歌詞サイトの最新仕様に対応を行った、新しいベータ版を公開しました。また、Mac 版のベータ版も公開しました。
引き続き動作テストにご協力いただければ幸いです。


iTunes 12.7 以降で iTunes 連携が行えない問題を解消したベータ版を配布します。
皆様の環境でお試しいただき、このブログのコメント欄または Redmine にてフィードバックをいただければ幸いです。

また、上記の iTunes 関連の修正のほか、各歌詞サイトの最新仕様への対応や UI の改善も含まれています。

ダウンロード:
  • Lyrics Master 2.4.8.2 Beta2 (Mac)
  • Lyrics Master 2.4.8.2 Beta2 (Windows)

ベータ版では起動時に Debug ウィンドウが表示されますが、閉じていただいても構いません。
また、利用期限が設定されていますのでご了承ください。
Category: Computer
今回もメンテナンスリリースです。
「歌ネット」の検索やダウンロードが行えない問題に対処しました。

また、macOS Sierra で起動が遅い問題にも対処しています。
これまで Lyrics Master は、インストール時に「Lyrics Master」フォルダをアプリケーションフォルダにコピーするようご案内していましたが、今回のリリースからアプリケーションファイル本体 (Lyrics Master.app) をアプリケーションフォルダにコピーしていただくように変更しています。
これは Sierra の仕様変更 (App Translocation というセキュリティ機構の導入) により、アプリケーションファイル自身 (Lyrics Master.app) を手動で移動またはコピーしなければ、アプリケーションファイルがサンドボックス環境で実行されてしまい、起動までの所要時間が長くなる問題が発生するためです。

このため、すでに Lyrics Master をインストールしていただいている環境では、Lyrics Master.app をアプリケーションフォルダに単にコピーしただけでは、旧バージョンの Lyrics Master (「Lyrics Master」フォルダ) が残存してしまう可能性があります。
アップデートの際は、古い Lyrics Master をアプリケーションフォルダから手動で削除していただくよう、お願いします。

ダウンロードはこちらから。変更点について詳しくは更新履歴をご覧ください (Mac OS X / Windows)。
Category: Computer
今回もメンテナンスリリースです。各歌詞サイトの最新仕様への対応、最新の環境 (macOS Sierra) との互換性改善を行いました。iTunes Scripts for Mac のインストーラが Sierra で動作しない問題も修正されています。

1月31日に J:COM の利用者向け Web スペースがサービス終了となり、これにひきづられる形で、アニメソングの歌詞を大量に掲載していた「アニメソングの歌詞ならここにおまかせ?」さんが閉鎖となりました。(ちょうど1月31日時点のクロールデータが残っていたので、掲載曲のリストを CSV にまとめてみました。)
本リリースにはこの閉鎖に伴う対応も含まれています。なお、Lyrics Master で「アニソン★歌詞検索」を有効にして検索した場合、現在は VOCALOID の歌詞検索結果のみが表示されます。

ダウンロードはこちらから。変更点について詳しくは更新履歴をご覧ください (Mac OS X / Windows)。
Category: Computer
追記(2016/10/30)
この問題は 10/27 リリースの iTunes 12.5.2 で解消されているようです。
Lyrics Master と iTunes が連携できない場合は、iTunes のアップデートを行ってみてください。
iTunes のインストーラの不具合により、iTunes 12.5.1.21 を 32-bit Windows にインストールすると、Lyrics Master の iTunes 連携機能が使用できなくなります。この問題を回避するためのパッチプログラムを提供します。
  1. HotFix_iTunes32BitBug_20161008.zip をダウンロードします。
  2. ダウンロードした ZIP ファイルを解凍します。
  3. 「HotFix_iTunes32BitBug.cmd」を右クリックして「管理者として実行...」を選択して実行します。
  4. 「この操作を正しく終了しました」と表示されたら完了です。
    (稀に「プロセスが、存在しないパイプに書き込もうとしました」というメッセージが同時に表示されることがありますが、これは無視していただいて問題ありません。)
32-bit Windows 以外の方、iTunes 12.5.1.21 以外のバージョンをお使いの方は、このプログラムを使用しないでください。
Category: Windows
今年の6月ごろ、Bash on Ubuntu on Windows を試すために MacBook Air の BootCamp パーティションに Windows 10 をインストールして Insider Preview (Fast リング) の設定を行った。
その後しばらく Windows 環境を使っていなかったのだが、昨日久々に BootCamp パーティションから Windows 10 を起動しようとしたところ、以下のような Boot Manager のエラーが出て起動できなくなっていた。
File: \WINDOWS\system32\winload.exe
Status: 0xc0000428
Info: The digital signature for this file couldn't be verified.
最初は BootCamp 固有の問題かと思ったのだが、調べたところ Insider Preview の有効期限切れによってこのエラーが発生するらしい。
Complete list of Windows Insider build numbers and what happens when a build reaches its expiration date などによると、
  • Insider Preview で配信されるシステムファイルのバイナリは非常に短い期限の証明書で署名されている。
  • 6月8日にリリースされた Insider Preview Build の有効期限は8月1日。
  • 証明書の有効期限の4週間前から次のビルドへ移行するように警告が表示される。また、証明書の有効期限の2週間前から制限モード(3時間おきに自動リブート)になる。
ということのようだ。

証明書の期限切れなら日付を過去に戻せばいけるかなと思って、Mac 側で日付を 6 月に設定してから再度 Windows をブートしたところ、Boot Manager を突破できた。
が、Windows にログインした瞬間、無線 LAN AP に自動接続 & NTP サーバにアクセスして正しい日付が設定されてしまい、署名されたバイナリが実行できなくなって、最終的にはクラッシュ。
以後は時間を過去に戻してブートしても BSOD が表示されるようになってしまい、使えなくなってしまった...。

ということで、期限切れが発生してしまったら、
  1. ネットワークから完全に遮断 (Mac のように無線 LAN をハードウェア的に無効にできない場合は、自動接続に登録している無線 LAN のアクセスポイントを全て停波) する。
  2. UEFI/BIOS 画面や別の OS を起動してハードウェアクロックを有効期限前に戻す。
  3. Windows でブート。
という感じでデータをサルベージしてから(*1)、Windows を再インストールする、ということになりそう。

しかし、2ヶ月も経たないうちにブートさえできなくなってしまう仕様は、如何なものか。(Insider Preview 参加時にも、特に警告は出なかった気がするのだけれど...)

(*1) ファイルを取り出すだけであれば単に NTFS を読める別のシステムを使えば良いが、例えば Windows の鍵ストアのように OS 稼働中でなければ取り出すのが困難なデータは結構ある。