Kenichi Maehashi's Blog

脳内コアダンプ

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Category: Linux
イーサネットコンバータ
製造:Buffalo
型番:WLI3-TX1-G54
価格:6,300円@e-TREND

しばらく間が空いてしまいましたが、Linux シリーズ。というか今回は Linux でも何でもないけど...

前回(Category: Linux を参照)、Fedora に乗り換えて、無線 LAN クライアントアダプタの GW-US54GXS を活用するべく頑張っていたのですが、やはり USB では無理があるようで。。。残念ながら諦めました。

そこで、「LAN ポートを無線 LAN にしてくれるようなデバイスはないかなー」と思って探してみたところ、ちゃんとありました。イーサネットコンバータという商品。
その中で一番安かった「WLI3-TX1-G54」をチョイス。定価 8,400 円のところを、e-TREND というショップで 6,300 円で入手。しかも送料無料。価格コム万歳!

ちなみに、イーサネットコンバータは、こんな感じで使うもの:

【アクセスポイント】
 :(無線)
(イーサネットコンバータ)
 |(有線)
【PC】

一旦 PC で設定を行ってしまえば、PS2(ネットワーク対応ゲーム)でも有線プリンタでも、ポートに繋ぐだけで無線 LAN ネットワークに参加できます。これは便利。

 *

(これから買う方にアドバイス)
マニュアルの「Windows 編」では「イーサネットコンバータマネージャ」なるクライアントユーティリティをインストールしないと使えないかのような表記がしてありますが、こういうときは「Macintosh 編」を参考にして Web ブラウザ経由で設定するのが吉です。あと、かなりマニュアルの位置が分かり難いのですが、HTML ファイルで「AirStation 設定ガイド」>「マニュアルを読む」>「製品情報」>「LAN端子用 無線子機(イーサネットコンバータ)」にあります。

 *

で、自分のネットワーク知識の不足もあり、けっこう設定に難儀したのですが、却って勉強になりました(使えるようにするところまでは誰でも出来るんだけど、動作原理が分からなかったので、疑問に思って色々と弄っているうちに自分で問題を複雑にしてしまっていた...)。

現時点での個人的理解(間違いに気づいたら修正するかも、誤解のご指摘歓迎です):
・イーサネットコンバータには NIC が 2 枚刺さっているようにも考えられるが、IP アドレス / MAC アドレスは 1 つしかない。
・「マルチクライアント」を有効に設定している場合は、ハブを使用して複数のコンピュータを接続可能。イーサネットコンバータは、(incoming)宛先 IP アドレス(IP レイヤ)を見て、宛先 MAC アドレス(Ethernet レイヤ)を書き換える・(outgoing)ソース MAC アドレス(Ethernet レイヤ)を自分の MAC アドレスに書き換える。また、ARP レスポンスの MAC アドレスも書き換える。このため、一部のプロトコルは利用できなくなる。(※1)
・「マルチクライアント」を無効に設定している場合は、一台しかコンピュータを接続できない。また、一切データに手をつけないので、どのようなプロトコルでも利用可能。AP から見ると、イーサネットコンバータと PC は並列に接続されているように見える。(※2)
・マルチクライアント無効時、AP が MAC アドレスによる接続制限を行っている場合、PC の有線 LAN カードの MAC アドレスも登録しておく必要ある。


(※1)NetBEUI、IPX/SPX などが利用不可能となる。あ、もしかすると DHCP のときも書き換えてるかも...?
(※2)この設定にしておくと、こちらでは何故か ARP レスポンスが極端に遅くなる現象が発生したため、とりあえずマルチクライアントモードで運用することにしました。

追記 2007.10.27:このデバイスには Linux が搭載されているそうで、ドライバダウンロードのページからソースコードも入手できるようになっていました。Web 設定画面のサーバは micro_httpd の模様。
Category: Mobile
KDDI新料金のここが「分かりにくい」「安くない」 - IT+PLUS

KDDI が、所謂“販売奨励金”を適用しない代わりに基本料金を安く抑えたプランを開始するらしい。うーむ、ますます携帯電話料金が複雑になってゆく... 私は au を使っていますが、現状でさえ把握し切れていないのに。

先日、有名な某家電量販チェーン店で、ある人の携帯電話購入に付き合ったのですが、店員さえも料金システムを理解できていないような印象でした。
その際に驚いたのは、「EZweb」(インターネットおよびメールの契約、DoCoMo で言う iMode、月額 300 円)が契約に際して必須であったこと。EZweb 抜きの契約をする積もりだったので、他の街中の店にも行ってみたのですが、やはり必須。ある店員は親切にも「不要でしたら翌日以降に au ショップで EZweb のみ解約してください、この近くの au ショップは...」というような案内までしてくれました(ただし、この場合でも 2 日分の日割額である約 10 円は掛かってしまう)。結局 EZweb は 157(お客様サポート)で解除できることが分かったので、翌日に電話しました(ちなみに、再度 EZweb を契約する際は店舗に行かなければならないと、オペレータの男性が言ってました)。
で、結局最初の有名家電屋で契約することにしたのですが、そこでまたビックリ、その端末を表示価格(0 円)で買うには「指定割」(指定した 3 番号宛の通話料金が割り引かれるサービス、月額 300 円)の契約が必須だというのです(※)。。。流石に何も言う気がせず(「どこに行っても同じなら、10 円くらいは我慢しよう」と)、そのまま契約しましたけど... これって独禁法違反ではないの?(法律に当たってないので自信なし)

ちなみに au ショップで契約すればこれらの抱き合わせは有りません。ただ、端末自体の価格が街中のショップほど安くないので、最終的に支払う金額としてはどうしても高くなってしまいます(知り合いから聞いた噂話ですが、あり得ないほど安く端末を売っている店では、契約者の個人情報を横流ししているとかしていないとか... 安いには理由があるということですね、当然ですが)。

話が逸れましたが、結局今回の料金プラン改訂はどんな人がどれだけ安くなるのでしょう?
記事の最後にもありますが、消費者が一番気になるであろう「どの会社が自分に合ってるのか?(=どの会社なら一番安く上がるのか?)」という疑問に、誰も答えられなくなっている現状はかなり問題かと思われます。


(※)指定割の契約には最低 1 電話番号の登録が必要なはずだけど、「ご家庭の固定電話の番号は...」「引いてません」「au をお使いのご家族やご友人は...」「いません」とか答えたらどうなるんだろう。


※うーん、個人的にはプライベートで電話することが少なく、メールと Web 利用が殆どなので、「基本料金が安い・無料通話無し・パケット通信(USB 経由のデータ通信除く)定額がそれなりの値段で使える・携帯端末はそんなに買い換えません」なプランがあると嬉しい。余談ですが、今ある「ダブル定額」とかって、使用量に応じて通信料も変動するわけで、それは上限付き従量制と呼ばれるべきではなかろうか。
Category: Web
LM 2.1.2 から「新曲を優先する」という機能が追加されますが、残念ながらこれは「アニソン★歌詞検索」では対応できなそうです。申し訳ない。

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どうやら Search::Namazu v0.96 のバグ(?)のようで、NMZ_SORTBYDATE(新曲優先)と NMZ_SORTBYSCORE(普通はこっち、ヒット率順)で同じ結果が返ってしまうみたい。
もう、Namazu に頼らないで、検索エンジンから作っちゃいますかねぇ(時間的&技術的に可能なら)。その方が(汎用性を持たない分だけ)最適化できそうだし、カスタマイズが利くし、サーバ負荷も軽そうだし、自分でバグフィックスできるし、勉強になるし。Hyper Estraier も使ってみようかな、と思わなくもないのですが、規模が大きそうで どうも気が引けてしまう...
Category: Web
うぅ、「Lyrics Master ウィルス」の検索とかで来ている人が、昨日だけでざっと 30 - 40 人程度いるみたい。AVG より avast! の方が影響が大きいみたいです。
誤検知ですからご安心を。定義ファイルはいつも最新版にしてくださいね。

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あと、時折「LINPUS LINUX 終了」などのキーワードで飛んでくる方がいるのですが・・・ 初心者さんがコンソールからの終了方法を求めて彷徨っているのかな。。。ちょいと不安。

正解は、shutdown -h now です(誰かのお役に立つ事を願いつつ)。