Kenichi Maehashi's Blog

脳内コアダンプ

RSS
Category: Linux
簡単なまとめ: インストール時に VirtIO ディスクに Windows 7 をインストールすることはできない(エラー 0x8030001)ので、IDE ディスク + ダミーの VirtIO ディスク(容量は小さくて OK)という構成でインストールし、VirtIO ディスクドライバを Windows に認識させ、その後ダミーディスクの削除と IDE ディスクを VirtIO ディスクに変更する手順を行います。NIC はインストール時から VirtIO でも大丈夫ですが、認識させるにはドライバが必要です。

なお、Red Hat, Inc. 署名付きの VirtIO ドライバ一式は Fedora Project からいただいてきました。8/17 リリースの virtio-win-1.1.11-0.iso が現時点で最新のようです。VirtIO 前のベンチは取る時間が無かったので割愛。VirtIO 状態の WinSAT 結果は、プロセッサ (Intel Core 2 Duo E6750 / 1 VCPU) 4.5, メモリ (DDR2-800 / 4 GB / no overcommitting) 7.2, グラフィックス 1.0, ゲーム用グラフィックス 1.0、プライマリハードディスク (Raw non-sparse file on WDC WD10EADS-M2B / 50 GB) 5.9。グラフィックスは Cirrus なので仕方ない(Standard VGA だと何故かデバイスマネージャにエラーが出て測定不能だったため)が、その他の値は普通の PC と遜色ないし、実際に使っていて遅いとは感じないレベル。RDP で常用するつもりですが、NIC も VirtIO で 1 Gbps なので、まぁ良いでしょう。満足。

Mac 特有のトラブルとして、F8 とか F12 にデフォルトで機能が既に割り付けてあるので virt-viewer の操作が奪われるという欠点はあった。システム環境設定から一時的にキーボードショートカットを無効化(インストールが終われば元に戻せる)で、特に問題なし。

Comments

Leave Yours...
Name:
E-mail / URL (optional):
Comment:
Are You Robot?: