Category:
Computer
Lyrics Master 2.2 がリリースされました。
先日お知らせしたベータテストには、ダウンロード数ベースで 1500 名ほどの方にご協力いただくことができました。本当にありがとうございます。
フィードバックをもとに、ベータ版以降、数件のバグ修正と、改善を加えることができました。
今回のバージョンの新機能・改善点・バグフィックスの一覧はこちらです: Mac OS X / Windows
*
更新履歴からいくつかピックアップしてみます。
★「ExtraEngine」の検索に対応
Google を利用した新しい検索エンジンです。幅広い歌詞サイトから検索結果を得ることが出来るので、今まで見つからなかった歌詞が見つかる可能性が大幅アップ。ゆらぎ吸収もしてくれるので、曖昧なキーワードでのヒットも期待できます。一方、歌詞サイト内の全てのデータが網羅されているわけではない点、曲名やアーティスト名の表示が少し見にくい点についてはご了承ください。
★「LyricWiki」のダウンロードに対応・「Lyrics Online」のダウンロードに対応
LyricWiki は、ご存知のようにコミュニティベースの歌詞サイトで、Gracenote の許諾を得ているようです。日本語の曲の歌詞も少しですがありますね。
Lyrics Online は自分の新しい試みで、ExtraEngine 同様 Google の力を借りた検索エンジンです。検索結果に出てくるサイトは全て Lyrics Master の対応サイトなので、Lyrics Master を起動した状態で URL をコピーしたり、Lyrics Master のメイン画面(ツールバー)に検索結果のタイトルをドラッグ & ドロップすることで、歌詞をダウンロードすることもできます。
★ iTunes との連携時に自動検索を行わない(歌詞を表示するだけ)のモードを追加・歌詞をフローティングウィンドウで表示する機能を追加
これらは、歌詞を表示するためのソフトウェアとして Lyrics Master を使うための機能です。
検索画面で「自動検索」のチェックを外すと、iTunes 連携状態でも歌詞の検索を行わなくなります。また、歌詞エリアを右クリックして「フローティングウィンドウを表示」を選択すると、歌詞エリアと同じ内容が表示されるフローティングウィンドウ(どのウィンドウよりも手前に表示されるウィンドウ)が表示されます。他の Lyrics Master のウィンドウを最小化して、フローティングウィンドウだけを表示させておくといい感じです。
ちなみに、Mac OS X 版のフローティングウィンドウには少し仕掛けが施してあって、Spaces で他の Space に移動しても、フローティングウィンドウがちゃんと追従するようになっています。
★ ウィンドウをタスクトレイに格納する機能を追加 (Windows のみ)
ご要望いただいていた機能の 1 つです。歌詞エリアを右クリックして、「タスクトレイへしまう」を選択すると、メイン画面と検索画面がタスクトレイに格納されます。フローティングウィンドウは格納されないので、使い分けると便利です。
★ 検索画面に iTunes で再生中の曲をコントロールするボタンを追加
こちらも、ご要望いただいていた機能。次の曲へ、または前の曲へ、移動できます。
★ 印刷プレビュー機能を追加
これも、ご要望いただいていた機能ですね。印刷してみたら 2 枚に跨がってしまった、という事態を防げます。Mac OS X には OS 標準でプレビュー機能が付いているので、Windows 版のみの機能となります。(Mac OS X で Lyrics Master の印刷プレビューをどうしても使いたい人は、Option キーを押しながら印刷ボタンをクリックしてみてください。)
★ エラーリポート機能の追加
想定外の例外エラーについて、直接バグリポートが送信できる機能です。
この機能が使われないことを期待しています ;-)
★ iTunes Scripts: 「iTunes の修復」を追加 (Windows のみ)
iTunes のインストーラがあまりお行儀が良くないのか、iTunes のアップデート時などに iTunes 関連のレジストリが壊れてしまう方が多々おられるようです。
「iTunes の修復」は、主に初心者さんをターゲットとした、iTunes の修復を簡単に行うためのツールです。(ちなみに中身は超バッチファイル。)
★ iTunes 連携時、同じ曲名・アーティストの曲が連続して再生された場合でも検索が行われるように改善
あまり頻繁にあるケースだとは思っていなかったので対処していなかったのですが、今回ご指摘を受けて、ようやく改善しました。
★ AppleEvent 操作に Lyrics Master の各種状態の取得を追加(開発者向け機能) (Mac OS X のみ)
時代に逆行している気もしなくもないのですが、Carbon アプリなので...(Cocoa から AppleEvent ってハンドルできるのかな?)。開発者ドキュメント に、Lyrics Master がサポートする AppleEvent の一覧があります。最大の失敗は、バージョン取得用の AppleEvent を 2.2 まで実装しなかったこと...(泣)。
実は AppleScript って「生 AppleEvent」を送ることが出来るので(上記ドキュメントのサンプル参照)、AppleScript から Lyrics Master をコントロールしたい方は試してみてくださいね。
*
ちなみに、Vector の年内更新は終わってしまったみたいなので、Vector に反映されるのは来年になりそうです。
そして 新しもの好きのダウンロードさんの対応速度は神ですね。リリース入れてから 10 分くらいで反映されてました! いつもありがとうございます。
*
ということで、よろしくどうぞですー。
先日お知らせしたベータテストには、ダウンロード数ベースで 1500 名ほどの方にご協力いただくことができました。本当にありがとうございます。
フィードバックをもとに、ベータ版以降、数件のバグ修正と、改善を加えることができました。
今回のバージョンの新機能・改善点・バグフィックスの一覧はこちらです: Mac OS X / Windows
*
更新履歴からいくつかピックアップしてみます。
★「ExtraEngine」の検索に対応
Google を利用した新しい検索エンジンです。幅広い歌詞サイトから検索結果を得ることが出来るので、今まで見つからなかった歌詞が見つかる可能性が大幅アップ。ゆらぎ吸収もしてくれるので、曖昧なキーワードでのヒットも期待できます。一方、歌詞サイト内の全てのデータが網羅されているわけではない点、曲名やアーティスト名の表示が少し見にくい点についてはご了承ください。
★「LyricWiki」のダウンロードに対応・「Lyrics Online」のダウンロードに対応
LyricWiki は、ご存知のようにコミュニティベースの歌詞サイトで、Gracenote の許諾を得ているようです。日本語の曲の歌詞も少しですがありますね。
Lyrics Online は自分の新しい試みで、ExtraEngine 同様 Google の力を借りた検索エンジンです。検索結果に出てくるサイトは全て Lyrics Master の対応サイトなので、Lyrics Master を起動した状態で URL をコピーしたり、Lyrics Master のメイン画面(ツールバー)に検索結果のタイトルをドラッグ & ドロップすることで、歌詞をダウンロードすることもできます。
★ iTunes との連携時に自動検索を行わない(歌詞を表示するだけ)のモードを追加・歌詞をフローティングウィンドウで表示する機能を追加
これらは、歌詞を表示するためのソフトウェアとして Lyrics Master を使うための機能です。
検索画面で「自動検索」のチェックを外すと、iTunes 連携状態でも歌詞の検索を行わなくなります。また、歌詞エリアを右クリックして「フローティングウィンドウを表示」を選択すると、歌詞エリアと同じ内容が表示されるフローティングウィンドウ(どのウィンドウよりも手前に表示されるウィンドウ)が表示されます。他の Lyrics Master のウィンドウを最小化して、フローティングウィンドウだけを表示させておくといい感じです。
ちなみに、Mac OS X 版のフローティングウィンドウには少し仕掛けが施してあって、Spaces で他の Space に移動しても、フローティングウィンドウがちゃんと追従するようになっています。
★ ウィンドウをタスクトレイに格納する機能を追加 (Windows のみ)
ご要望いただいていた機能の 1 つです。歌詞エリアを右クリックして、「タスクトレイへしまう」を選択すると、メイン画面と検索画面がタスクトレイに格納されます。フローティングウィンドウは格納されないので、使い分けると便利です。
★ 検索画面に iTunes で再生中の曲をコントロールするボタンを追加
こちらも、ご要望いただいていた機能。次の曲へ、または前の曲へ、移動できます。
★ 印刷プレビュー機能を追加
これも、ご要望いただいていた機能ですね。印刷してみたら 2 枚に跨がってしまった、という事態を防げます。Mac OS X には OS 標準でプレビュー機能が付いているので、Windows 版のみの機能となります。(Mac OS X で Lyrics Master の印刷プレビューをどうしても使いたい人は、Option キーを押しながら印刷ボタンをクリックしてみてください。)
★ エラーリポート機能の追加
想定外の例外エラーについて、直接バグリポートが送信できる機能です。
この機能が使われないことを期待しています ;-)
★ iTunes Scripts: 「iTunes の修復」を追加 (Windows のみ)
iTunes のインストーラがあまりお行儀が良くないのか、iTunes のアップデート時などに iTunes 関連のレジストリが壊れてしまう方が多々おられるようです。
「iTunes の修復」は、主に初心者さんをターゲットとした、iTunes の修復を簡単に行うためのツールです。(ちなみに中身は超バッチファイル。)
★ iTunes 連携時、同じ曲名・アーティストの曲が連続して再生された場合でも検索が行われるように改善
あまり頻繁にあるケースだとは思っていなかったので対処していなかったのですが、今回ご指摘を受けて、ようやく改善しました。
★ AppleEvent 操作に Lyrics Master の各種状態の取得を追加(開発者向け機能) (Mac OS X のみ)
時代に逆行している気もしなくもないのですが、Carbon アプリなので...(Cocoa から AppleEvent ってハンドルできるのかな?)。開発者ドキュメント に、Lyrics Master がサポートする AppleEvent の一覧があります。最大の失敗は、バージョン取得用の AppleEvent を 2.2 まで実装しなかったこと...(泣)。
実は AppleScript って「生 AppleEvent」を送ることが出来るので(上記ドキュメントのサンプル参照)、AppleScript から Lyrics Master をコントロールしたい方は試してみてくださいね。
*
ちなみに、Vector の年内更新は終わってしまったみたいなので、Vector に反映されるのは来年になりそうです。
そして 新しもの好きのダウンロードさんの対応速度は神ですね。リリース入れてから 10 分くらいで反映されてました! いつもありがとうございます。
*
ということで、よろしくどうぞですー。
Comments
最新版のLyrics Masterを現在使わせていただいております。
大変便利で以前から使っているのですが、最近OSをSnow Leopardにアップグレード致しました。
そこで気づいたのですが、Lyrics Masterを起動しiTunesと連携して、曲を再生しっぱなしにすると、Lyrics Masterがどんどんメモリを消費していき、すべてのメモリを消費しつくしてしまいます。
こちらのソフトウェア自体の対応OSは掲載ページにて10.6までサポートしていると書かれていますが、もしかしたら開発ツールが対応していないのではないかと思います。
バグレポートをどちらに書けばよいのかがわからなかったのでこちらに書かせていただきました。
原因調査をよろしくお願い致します。
ご報告ありがとうございます。
確認してみたところ、iTunes 連携をオンにしている間、RSIZE が上昇してしまうようですね。
ただ、object count (プログラム中で使用されている object の数) 自体は増えていないので、おそらく開発環境の問題と思います。
iTunes 連携中は AppleEvent を使って iTunes の動作を polling するので、そこらへんの memory のハンドリングがおかしいのかもしれません。開発環境の更新も検討しつつ、少し調べてみてみます。
また、起動時にどの程度メモリを消費しているか、何曲程度で 何 MB 程度まで増加するかなど、分かる範囲でお知らせいただければ、参考になります。
またお気づきの点がありましたらこちらで構いませんのでお知らせください。
よろしくお願いいたします。
今回のバージョンで入った
> iTunes 連携時、同じ曲名・アーティストの曲が連続して再生された場合でも検索が行われるように改善
に関係する箇所で開発環境側の bug に触ってしまったらしく、とりあえず LM 側で回避コードを追加しました。次回リリースで反映します。
iTunes で曲が切り替わるたびにメモリ消費が増える問題については、引き続き調べます。
> ...
> に関係する箇所で開発環境側の bug に触ってしまったらしく
うーん、違ったかもしれません。前のバージョンからこの問題はあったようです。
http://blog.kenichimaehashi.com/?article=12625211840
正確に調べていませんので大雑把な数字になってしまいますが、約5時間の連続再生で約2GBあった空きメモリがなくなってしまいました。
1曲平均約4分とすると、約75曲ほど再生したことになります。
引き続きよろしくお願い致します。
ipodに保存すると、
「歌詞が見つかりましたが、取得できません」
と表示されます。
どうしたらいいのですか?
ご利用ありがとうございます。
基本的には、iTunes 以外のアプリケーションで取り込んだり、web 等からダウンロードしたファイルで、この症状が発生します。
MP3 ファイルの場合、ID3 tag のバージョンが v2.3 or v2.4 だと、この問題が発生するようです。v2.2 に変換してみてください(iTunes で曲を右クリック)。
それでも解決しない場合は、iTunes で CD から再度取り込んでみてください(もしくは、右クリック > XXX バージョンを作成、で再度エンコードを掛けてみてください)。
なお blog 上でのサポートは基本的にしていないので、次回からは Support Site へお願いします。(今回ご質問の件についての情報も載っています)
ご要望ありがとうございます。
全角スペースの件、次回のバージョンで対応させていただきたいと思います。
iTunes Scripts は、現在歌詞を登録済みの曲に対して処理をしたいということでしょうか。
今までに設定してしまっているのを直したいので…
iTunes Scripts の件、了解しました。
特に問題なければ次のバージョンで入れられると思います。
なにもでません
教えてください
あとipod nano第5世代って使えますか?
ご利用ありがとうございます。
「保存」すると、デスクトップなどに LyricsMaster2200.exe がダウンロードされていると思いますので、それを開いて、「OK」ボタンをクリックしてください。
第 5 世代 iPod nano にも対応しています。
よろしくお願いします。
付属のiTunes Scriptsについてですが、「歌詞のない曲を集める」のiPodバージョンは作れないですか。
また、今の「歌詞のない曲を集める」はムービーまで集められてしまうので、ムービーを回避するようし、さらに、ジャンルが「Soundtrack」になっていたり、曲名に「instrumental」と入っているような、元々、歌詞が無い曲を回避するようには出来ないでしょうか?
ご要望ありがとうございます。
そのような細かいチューニングができない訳ではないのですが、人によってジャンルの付け方が違うなど、いろいろと考えることが多いですね。
スマートプレイリストを使っていただくのが簡単で良いと思います。こちらの画像をご参考ください。
よろしくお願いいたします。
重ねてお願いになるんですが、先日の半角スペースのiTunes ScriptsもiPodバージョンをお願いしたいです。
iTunes でプレイリストを作成して、それを iPod へ転送する、というのではダメでしょうか。
それと、歌詞表示のウィンドウをTuneUpのようにしていただけると見やすいのでバージョンアップ時に追加していただけるとありがたいです^^
無理なお願いをして、すいませんでした。
ありがとうございます。SING365.com、近日対応します(スイマセン、Snow Leopard の件はまだ終わってないです)。
TuneUp は初めて使ってみましたが、カッコいいですね。
UI を HTML で作っているみたいなので直ぐには行かなそうですが考えてみます。
>> miic さん
申し訳ないのですが、次のリリースは SING365.com 対応ということで、Lyrics Master で全角スペースを置換する機能は見送ります(たぶんその次で入れられると思います)。置換用の iTunes Scripts は作ったので入れておきます。
自動検索 連続モードで itunesの連携を始めますが途中itunesの再生が停止してしまいエラーになってしまいます。10曲から15曲くらい連携したあと停止してしまいます。回避策はないものでしょうか。
ご報告ありがとうございます。
エラーメッセージが表示されるようでしたらお教えいただけますか。
TuneUp似のUIは是非ご検討ください^^
寄付を賜りありがとうございました。大切に使わせていただきます。
PayPal の仕様変更(?) で、「寄付」という名目のボタンが作れなくなってしまったようで、商品扱いでタグを作ったため、金額が指定できませんでした。
PayPal 的に OK なのかはちょっと分かりませんが、HTML タグを修正して金額指定もできるようにしてみました。