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Apple
リアル知り合いに、ボクの目の前でこのブログを読むという羞恥プレイを受けました。どうもこんばんは。
さて、今日はそのリアルお知り合いに「Mac のいいところって何?」と聞かれた訳ですが、どうも納得のいく答えができなかったので、このブログを読んでいることを見越してここに書いてみます。すげー時間かかったよ、これ。
今 Windows を使っている方は、こんな点が嫌なのではないでしょうか。
今日は一人称「ボク」でお送りしました。
さて、今日はそのリアルお知り合いに「Mac のいいところって何?」と聞かれた訳ですが、どうも納得のいく答えができなかったので、このブログを読んでいることを見越してここに書いてみます。すげー時間かかったよ、これ。
ボクが Mac を使う 10 の理由
- ユーザインターフェースが洗練されている
- Mac には一般的な PC のような大量のマニュアルは付いていません。マニュアルを読まなくても、おおかた操作できるから。
- UI の良し悪しは、そのソフトウェアの評価に直結します。例えば Time Machine。突き詰めて考えれば「1 時間ごとに差分バックアップを取る」ということに過ぎませんが、ダイナミックな UI によって、感動を演出することに成功しています。
- 目に優しいシステムフォント
- 全てのフォントについてアンチエイリアスが有効です。
- Windows Vista の「アンチエイリアスの掛かっている部分と掛かっていない部分が混在」という状況は最悪!!仕事の道具としては、まだ XP の方が好感を持てます。
- デジタルメディアハブとしての先進性
- iTunes や iPhoto のように、「一箇所にメディアをまとめて、適宜それを取り出す」という方式は、将来の「一家に一台サーバ」を見据えたものと言えます。
- また、Apple TV や iPhone / iPod touch でのコンテンツ購入をサポートしながらも、「Mac への逆転送」を可能にすることで、上の目標とユビキタス性を同時に実現しています。
- デザインが優れている
- あなたのお部屋にひとつどうぞ。
- ハードウェアとソフトウェアのインテグレーション
- ハードウェアとソフトウェアの両方を Apple が作っているので、ハードウェアとソフトウェアが非常に上手く統合されています。
- デバイスドライバにも悩まされませんし、トラブルシュートも容易、ソフトウェアの相性問題も殆どありません。
- 安定して動作する
- Mac と言えば「安定していないシステム」の代名詞でしたが、それは Mac OS 9 までの話。Mac OS X(特にバージョン 10.3)以降では非常に安定した環境が提供されていて、再起動を必要とするエラーは殆どありません。
- FreeBSD(Darwin)ベース
- 殆どの UNIX / Linux 向けソフトウェアがコンパイル・使用できます。
- Mac を Web / FTP / SSH サーバ等にすることも、チェックボックス 1 つで可能です(もちろん、直接 config ファイルを弄ることもできます)。
- 開発ツールが無料
- Mac OS X には Xcode という高機能な開発ツールが無料で付属しており、Objective-C や Ruby でアプリケーションを書くことができます。
- 起動が早い
- 電源スイッチを押してから、ログイン画面に到達し、パスワードを入力して、デスクトップが表示されるまで、わずか 30 秒程度です。
- Input Method のボタンがトグルではない
- IM(Windows で言うところの IME)の切り替えがトグル(日本語と英数がボタンを押すたびに入れ替わる)ではなく、「ひらがな」「英数」という二つのボタンでできる。
- 文字をタイプし始めるときに、絶対に悩まない。一度、どちらかのキーを押せばいいのだから。
その他のオススメポイント
自分が Mac を使う必須の理由ではありませんが、こんなアドバンテージもあります。- Windows も走ります。
- VMware などを導入すれば Mac と Windows を同時に走らせることも可能。
- Microsoft Office ファイルが追加ソフトウェアなしで閲覧できます。
- デフォルトで PDF が閲覧・作成できます。
- デフォルトで高機能なエディタが付属します(プレーンテキスト / RTF / HTML の編集が可能なマルチエンコーディング対応エディタ)
- ほとんどのアプリケーションで、独自のショートカットを定義できます。
- Mac に標準で付属しているマウスは 2 ボタン(より正確には 3 ボタン)+スクロールホイールです。
ボクが Mac をオススメしない 10 の理由
宣伝ばっかりだと一方的なので、一応考えてみました。今 Windows を使っている方は、こんな点が嫌なのではないでしょうか。
- フリーウェアなどのツール群がまだまだ足りない
- Mac の不満な点を挙げてもらうと、多くの方がこう答えます。
- シェアが小さいために、使用可能なツールがどうしても限られてきます。
- Windows ではフリーで提供されているツールが、Mac ではコストが必要という場合も。
- 仕事に使うのは考えもの
- Windows 版 Office と Mac OS X 版 Office の互換性は微妙です(最近はだいぶ改善しつつありますが)。
- それなりに順応力が必要
- 例えば、今まで MP3 ファイルをフォルダ階層で管理してきた方は、iTunes のコンセプトに違和感を覚えるのではないかと思われます(ただし、一度慣れるとすごく便利です)。
- Mac OS X のサポート期間はいい加減
- 最新のリリースと、その一つ前のリリース以外は、サポート状況が Apple の気分次第です。
- ウィルスは今後増える
- 今のところ Mac 用のウィルスは殆どありませんが、シェアの増加とともにマルウェアの数は必ず増えます。
- Mac は安全と思っていると、将来的には危険でしょう。
- 超クローズドです
- ハードウェアもソフトウェアも、Apple に縛られます。
- 改造はおろか、ユーザに許されるのはメモリの追加ぐらいなもんです。
- それ以上の改造を加える場合、最悪元に戻らないことを覚悟する必要があります。
- 結構いい加減です
- 細かいユーザビリティには配慮されていますが、細かいバグも多いです。
- アンインストーラが存在しない
- 多くの場合、アンインストーラというものが存在しません。自力でファイルを削除する必要があります。
- ただ、殆どのアプリケーションのインストールはプログラムファイル本体をコピーするだけなので、アンインストールも簡単です。
- デザインが限られる
- Mac のハードウェアは美しくデザインされていますが、現在のところ各機種 1 デザインずつしかありません。ある意味、個性が出ない。
- それでも、デザインが良い
- それ相応の机を用意しないと Mac に申し訳ない気分になってしまいます(あれ、私だけ?)。
今日は一人称「ボク」でお送りしました。
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Comments
というかすごい時間をかけてまでありがとう^^
僕の脳内に新たなページが刻まれましたw
ちなみにある先人はこういってました。
Win使おうがMac使おうがLinux使おうが
それぞれに特徴があるしそれぞれがある程度使えないことには、どれもただの役立たずなOS・・・。
だそうです。
> Win使おうがMac使おうがLinux使おうが
のくだりはハッとしました。
vi / emacs とか Mac / Windows / Linux がいい、という主張って、既に可笑しいといえば可笑しいんですよね。
コンピュータなんて所詮、何かを成し遂げるための手段に過ぎないのであって、最終的な成果が同じであればどれを選んでも良いはずなのに。
それでもこの手の議論が絶えないのは、私達がコンピュータに使われてしまっているのか、それとも単なる趣味の押し付け合いなのか...