遅ばせながら、毎年楽しみにしている Steve Jobs の WWDC Keynote を見ました。
メイントピックは Leopard の新機能、Safari for Windows の提供、iPhone 上のサードパーティソフトウェア。

Leopard の新機能については、既に Leopard 先行プレビューで発表されていたものに加えて、Stacks という機能が追加されたようです。要するに Document & Application Launcher ということで、なかなが便利そう。Time Machine についてはワイヤレスでのバックアップも可能なようですが、セカンドストレージが必須となるとちょっと敷居が高い気も。Core Animation のデモは超クール！自分で使う事はないでしょうけど。

Safari 3 for Windows については、いきなりでちょっと驚きました。何で開発しているのかが気になります。HMDT によると、Cocoa フレームワークがだいぶ移植されているらしいので、近い将来に Xcode で Windows アプリケーションが書けるようになる、のかな？
あと、Windows 版では日本語表示に問題があるらしいです。フォントの指定を弄ると表示できるらしいですが、Apple Japan によると、

「マック版では正常に表示されている。ウィンドウズ機がないため確認できない」（広報）
IT-PLUS - ウィンドウズ版「サファリ」、日本語サイト表示に不具合

とぶっ飛んだコメント。要するに「日本ではテストしてませんよ」ということかな。。。

iPhone で動くソフトウェアについては、とりあえずサードパーティにも道が開けただけ大きな進歩。Web 2.0 + Ajax ということで、Closed な環境を実現するのは良案だと思います。ただ、Dashboard よりも制限が厳しくなることは明らかなので、ちょっと詰まらないかも。

ちなみに、Leopard は Basic が $129、Premium が $129、Business が $129、Enterprise が $129、Ultimate が $129 ということなので、私は Ultimate を買いたいと思います(笑)