本日、リリースしました。変更点はこちら(
Mac OS X /
Windows)ですが、いくつかノートとして書いておきます。
「Lyrics Online」の検索に対応前バージョンで ExtraEngine と呼ばれていたものですが、Lyrics Online では「うたまっぷ」さんや「歌詞 GET!!」さんのように、Lyrics Master 本体で検索機能を持っているサイトの検索結果も Google から取得するようになります。これによって、表記の揺らぎやスペルミスを吸収した最適な検索結果を表示することができます。また、前バージョンでは Google から取得した検索結果をそのまま表示していたため見にくくなっていましたが、バージョン 2.3 では自動的にタイトル・アーティスト名を推測して分割表示するため(Google の返す検索結果にブレがあるため、たまに失敗します)、非常に見易くなっています。副次的な効果として、ランク付けの精度も向上しました。
検索結果リストで列を非表示にする機能を追加検索結果リストの「タイトル」「アーティスト」「作詞」などと書かれている箇所を右クリックしてください。iTunes と同様に、列単位で表示・非表示を選択できます。
「Yahoo! ミュージック」の最新仕様に対応ずっと放置になっていた、「Yahoo! ミュージック」さんからのダウンロードに対応しました。Lyrics Online の検索結果に Yahoo! ミュージックのデータが含まれています。
歌詞表示エリアの中央寄せをデフォルトに変更既存のユーザの設定は変更されません(中央寄せにしたい場合は、環境設定画面の「表示」タブから変更できます)。新規ユーザの方のデフォルト値となります。
ソケットエラーが頻繁に表示される問題を修正一部の DNS ラウンドロビンを採用している歌詞サイトさんで、ラウンドロビンを構成する一部のサーバがダウンしている場合、ソケットエラー (Mac OS X: 22 / Windows: 103) エラーが発生してしまいます。バージョン 2.3 では、ソケットエラーの発生時に DNS キャッシュを自動的にクリアすることで強制的に再度名前解決を行い、他のサーバへの接続を試行できるようにしました。なお、Mac OS X 10.4 以前では DNS キャッシュのクリアに管理者権限が必要なため、この機能は働きません。
Lyrics Search Engine の対応についてLyrics Search Engine の検索サーバがダウンしているため、Lyrics Search Engine を検索サイトに入れて検索を行うとソケットエラーが発生します。バージョン 2.3 では、バージョンチェック時に自動的に Lyrics Search Engine を無効化します。なお、Lyrics Online の検索結果に Lyrics Search Engine のデータも含まれています。
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検索画面は“Carbon アプリをいかに Cocoa アプリっぽく見せるか”というピクセルとの戦いでした。下部のメタルっぽい表示のところとか、エンボスの掛かった文字とか、全部自前で描画という…。開発環境が対応したら、本物の Cocoa アプリに移行したいと思います。
最後になりますが、Beta, RC とご協力いただいた皆様、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。