Kenichi Maehashi's Blog
脳内コアダンプ
Vista の脆弱性は、Mac にもある!?
Friday | February 2, 2007
|
という訳で、この件、Mac で試してみました。
Mac の音声コマンドは Vista と違って、 1.任意のコマンドを入力できる訳ではない(コマンドを増やすことはできるが、Vista で指摘されているようなコマンド操作は出来ない) 2.リスニングプレフィクスを設定可能(例えば、「Please」と言った後のみコマンドを有効にする、といったことができる。「Please」の部分は自由に設定できるので、例えば「Hi mac,」等でも OK。事実上のパスワードになる。ただし、デフォルトではオフ)。 というような点があるので、クラッキングの対象にはなりにくいと思われます。しかし、内蔵のコマンドにも、「Empty the Trash」(ゴミ箱を空にする)といったコマンドはあるわけで、危険性が0という訳ではありません。
なお、実験環境は eMac(スピーカーとマイクが内蔵)で、スピーカーから発生した音は、十分なボリュームがあれば、マイクに届き得る位置にあります。
【実験1】自分の声を自分で認識するか? バカみたいな話だとは思ったが、コンピュータが音声合成機能を利用して発音した声に、コンピュータの音声認識が反応するかどうかを調べた。 音量などをできる限り調整してみたが、音声合成機能が働いているときは、音声認識はオフになるようだ。
【実験2】自分の声を自分で認識するか?・録音編 コンピュータが音声合成機能を利用して発音した声をデジタル録音して、後から再生したら、コンピュータの音声認識が反応するかどうかを調べた。 「Quit this application」(アプリケーションを終了する)という合成音声を録音したファイルを、QuickTime Player で再生してみたが、音量等を調整しても、認識率は半分以下。これは、音声認識システムがコンピュータの合成した音声ではなく、人間の肉声による入力を意図しているからだろう。
【実験3】人間の声を録音しておいたら? 私が音声を録音しておき、それをコンピュータ上で再生したら、音声認識は反応するのだろうか。 「Switch to Finder... Empty the trash.」(Finder に切り替える。ゴミ箱を空にする)という音声を QuickTime Player で録音し、QuickTime Player で再生してみた。すると・・・音量を最大にしておくと、完璧に認識する!
という訳で、Mac でもこの問題は、完全に無縁という訳ではないようです。しかし、「音量は最大」「マイクが設置されている」「Listen continuously モード(音声入力を逐次解析する状態)に設定されている」といった要件を満たさなければなりませんし、上に挙げた制約もあるので、実際のところすぐにセキュリティの問題が発生するということはないようです。
※勘違いする人がいないように:この記事は Mac OS X の音声認識について述べたものであり、Vista についての話ではありません。
|
| コメント (2)
|
| コメント |
by KM 2007/02/02
実験乙です。 音声認識機能使ってませんねぇ。。。 ちょっとヘルプでも見てみようかな・・・ でもマイクがマイクだからアレか。 俺が使っているのはカラオケ用ですからかなり小さいボリュームで入力されるわけで。 でも認識するってのはすごいですよね。 一人として同じ声を持つ人はいないんですからね。。。
|
by Kenichi Maehashi 2007/02/03
>>KMさん どうもです ^^ 音声認識技術はすごいですよ、本当に。 Windows Vista は日本語認識にも対応しているそうです。。。 Mac は日本語未対応なので、今後に期待なり。
|
| |
<< 前ページ[1]
トップページに戻る
Copyright © 2006-2021 Kenichi Maehashi, All Rights Reserved.