Article ID No. 15733930450 (Delete) | New Date & Time 2017 2018 2019 2020 2021 /1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 /1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 :0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 :0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 Category Title Content 1年ぶりのメンテナンスリリースを10/22にリリースしました。ダウンロードは<a href="http://www.kenichimaehashi.com/lyricsmaster/">こちらから</a>。変更点について詳しくは更新履歴をご覧ください (<a href="http://service.kenichimaehashi.com/lyricsmaster/manual/mac/changes.html">Mac</a> / <a href="http://service.kenichimaehashi.com/lyricsmaster/manual/windows/changes.html">Windows</a>)。 ブログを書くのも1年ぶりになってしまいました。リリースノート…というか雑多なメモです。 macOS Catalina 対応について: iTunes.app再編の影響で連携機能が使えなくなっていましたが、今回のバージョンからMusic.appに対応しました。とはいえ、AppleEventの仕様としては分離されたアプリに対応する機能の命令が削除されたことやbundle identifier以外はiTunes.appとほとんど変わっておらず大工事にはならずにすみました。 印刷周りについて: 主にWindowsでプリントの品質が低い問題、WindowsのHi-DPI環境下でプリントが正常に行えない問題に対処しました。これはフレームワークの仕様変更が原因でした。 テストについて: 今回のリリースではコードの修正量はさほど多くなかったのですが、 {Mojave, Catalina, Windows} x {Retina/Hi-DPI enabled, disabled} というバリエーションでテストする必要があったので結構ヘビーでした。BootCampを含むトリプルブートな古いMacBook AirとVMware Fusionを載せたMacBook Proでなんとかカバーしました。VMware Fusion 8.5を使っているのですがゲストのCatalinaを10.15.1にアップデートするとブートしなくなってしまうようなので、いい加減11.xにアップデートしなければ(出費…)。 iTunes for Windowsの仕様変更について: どこかのタイミングで、WAVEファイルの歌詞を取得してもエラーにならず空文字が戻ってくるようになったようです。書き込み時にはエラーになります。(つまり、歌詞に対応したトラックかどうかを、歌詞を書き込まずに判別するのがちょっと大変。) macOS 10.14 SDKについて: 今回フレームワークのバージョンアップに伴ってSDKのバージョンがbumpされたのですが、App Transport Securityへの対応やら強化された権限管理(NSAppleEventsUsageDescription)への対応やらでいろいろ嵌りました。今回は間に合いませんでしたが次回からはhardened runtime化やnotarizationのstapleにも対応できそうです。 コード署名について: 1年ぶりのリリースということでApple Developerのsubscriptionがバッチリexpireしていたので更新しました。Macアプリの開発は年間1.5万円のお布施で全てが完結するので楽ですね。Windowsでコード署名しようと思うとD-U-N-Sの取得が必要なようですしコードサイニング証明書もお高いので個人開発者には非現実的です…。 melma!サービス終了: 全く気付いていなかったのですがmelma!が<a href="http://melma.com/contents/service.html">サービス終了</a>するようです(こういう大事な話はメールで教えて欲しい… 少なくとも自分には届いていなかった)。ほぼ時を同じくしてFreeMLも終了ということでメールでのコミュニケーションでマネタイズするのはいよいよ難しい時代ですね。LMUCは自前配信に切り替えるかGoogle Forumにするかという感じで悩み中ですが、とりあえず登録用の<a href="https://forms.gle/4tYXCT9uvt2DhBha7">フォーム</a>を作りました。 Apple Musicの歌詞サービスについて: Apple Musicの歌詞がだいぶ充実してきた印象があります。作詞者名も表示されるのが好印象。iOS 13からは自動スクロールにも対応して、もうLM/iKaraはいらないかもね、という時代が確実に来つつあります(Apple Music開始以前の古い楽曲であっても同期データが付与されているものが結構あるので何らかのデータソースを購入してきているのだと思うのですが、LyricFindでもプチリリでもなさそうで謎です)。Apple MusicとLMの相性問題にはずっと目を瞑ってきた…というかうまく共存する術がない(MusicKitやAppleEvent/COMなどのAPIからは、Apple Musicの歌詞データの取得ができないのはもちろん、歌詞が存在するかどうかさえ判別することができない)というのが現状で、ちょっと悩ましいです。LMからiTunesに手動設定した歌詞は「カスタム歌詞」という扱いになってしまいApple Musicの歌詞をオーバライドしてしまうので、本当はApple Musicの歌詞が提供されている曲については設定したくないのですよね。 最近やったこと: 最近別件でiOSアプリを1,2本書いたりしていたのですがSwiftの書き味がなかなか良くて気に入ってしまいました。型推論もIDEも賢いし。Scalaの冗長さに引きずられて印象があまり良くなかったnull安全が一気に好きになりました。<code>:</code>に複数の意味があるのはちょっと気持ち悪いけど。 * 追記: <a href="https://www.wired.co.uk/article/future-of-apple-music">Wiredの記事</a>によると、Appleには音楽から歌詞を文字起こしする独自のチームがあるようですね。<blockquote>Schusser says that Apple has “a team of people listening to music and transcribing the lyrics” to ensure they're accurate enough for Apple Music’s new time synced lyrics feature; “we don’t get them from the usual sites.”</blockquote> Password